◆スズキ・メソードについて

【母語教育法】

 

幼児が最初に覚える言語を母語といい、赤ちゃんは毎日繰り返し耳にしている言葉を自然に覚え、話せるようになります。


お父さんお母さんが丁寧によく話しかけることで、言葉が話せるようになります。音楽も、まず良い演奏を繰り返し聴きましょう。

 

母語が育つときと同じように、生活の中に音楽が溢れる環境をつくることです。

 

 

【音づくり】

 

音は人によって様々な音色を奏でます。同じ楽器だからといって、同じ音を奏でられるわけではありません。

 

豊かな音色なしでは、難曲も色あせます。スズキメソードでは、音づくりを大切にしています。

 

音づくりは音楽の核であり”音はすなわち心”です。

 

 

【非認知能力の育成】

 

スズキ・メソードは、楽器習得を通して豊かな感性と、意欲・協調性・粘り強さ・コミュニケーション能力といった非認知能力を育んできたパイオニアです。

 

母語教育法をもとに、音楽に溢れた環境づくりを整えることで無理なく楽器を奏でていくことができます。お子さんの成長に合わせたカリキュラムにより、楽しみながら続けていけるメソッドです。

 

また現在、音楽教育が脳中でどのように認識され働いているか、科学的に解明するため、東京大学の酒井邦嘉先生と共同研究が進んでいます。

 

◆指導者研究会


【全国指導者研究会】

 

スズキメソードでは、全国のフルート・ヴァイオリン・ピアノ・チェロの指導者が毎年松本に集まり、指導者としての研究を重ねています。

 

2022年は、初のオンライン併用の開催となり、東京大学の酒井邦嘉教授による「楽器演奏習得の脳科学的効用:共同研究の報告と展望」の講演や、信州大学の本田秀夫教授による「子どもの個性を大切にする{にじいろ子育て}」一般公開プログラムの講演がありました。

 

各科に分かれての研究プログラムを含め4日間の開催となりました。

 

 

【フルート科研究会】

 

特別講師の宮前丈明先生を迎え、年に2回ほどの研究会を開催。高音域のPの奏法や、ブレスが続かない初歩の生徒への指導法、コンチェルトの音楽的解釈など、研究内容は開催するときによって異なります。

 

常に生徒さんへの良い指導ができるように、先生方が一丸となって指導法を模索しています。

 

 


◆スズキ・メソードの指導者になるには

指導者育成のプログラム・コースもご用意しております。

詳しくは、直接教室までお問い合わせください。